家族の絆

「何の病気かわかってよかったじゃない。なんとかなるわよ」

数年間、原因不明の痛みと戦ったあと、私の病気が特定疾患の難病と判明したときに、妻が発した第一声です。

思えば、長男が生まれたとき、医者から、「この子は、***という難病の可能性が高いです」と宣告されたときも、彼女はこう言いました。
「生まれてきたことを後悔させないためにも、精一杯の愛情を注いで育てます」
私は、どんな状況でも前向きに生きるということを彼女から教わったような気がします。

長男は、これまでに何十回、何百回と注射を打つ日々を送ってきましたが、幼いながらも自分の病気を受け入れ、底抜けに明るく育っております。
私が数年前に入院したときも、いちばん心配してくれたのが、この長男でした。毎日お見舞いに来てくれ、私にたくさんの元気をくれたのです。

そして、我が家の歴史を振り返るとき、忘れられない出来事があります。それは次男が誕生したときのことです。
家族が増えたことはもちろんうれしかったのですが、心のどこかに、「この子も病気だったら・・・」という不安が私にはありました。検査結果を待つ間は、ずっとドキドキしておりましたが、判定はシロ。健康体だったのです。天にも昇る気持ちとはこのことですね。

私は大喜びをしましたが、しばらくして、ある1つのことが頭をよぎりました。それは、次男は健康体、長男は難病認定患者。「どうしてぼくだけ病気なの?」と長男が思ってしまわないかという心配です。

私は帰りの車の中で、それとなく長男に聞きました。
「赤ちゃん、病気じゃなかったんだってさ」
すると、長男はニコニコしながら、こう答えました。
「うん。よかったね。ぼくみたいに注射をいっぱいするんじゃ、赤ちゃんかわいそうだもんね」

私が「わが子ながら、いい子に育ってくれているなぁ・・・」と思っていると、次の瞬間、長男は思いがけないことを言いました。
「赤ちゃんとお母さんは健康、ぼくとお父さんは病気、ちょうど半分。ぼくとお父さんは仲間だね」

私は、このとき初めて、自分の病気に感謝をしました。私が病気になったことで、長男の不安や孤独感を和らげることができたのです。この日から、私と長男は、本当の意味で戦友となりました。

私は、家族からたくさんの幸せをもらいました。私が明るく元気でいることが、家族の幸せにもつながるという、当たり前のことにも気がつきました。

だからこそ、今、売上で悩んでいる経営者のかたには、商売を立て直して元気になってもらい、自分の家族に笑顔で接していただきたいと思っております。経営者が元気になれば、従業員も元気になり、その家族も元気になります。

そのためのお手伝いができれば幸いです。

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